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サラリーマンとして不完全燃焼しているアナタへ

これが大企業病の症状だ:

「大企業病」という言葉を聞いたことがありますか?
具体的なイメージが思い浮かびますか?
巨大な組織、公務員や大会社で、比較的よく見られる現象のことです。
例えば・・・
・すべてトップダウンで、下からの提案がない。
・方針が朝令暮改で一貫性がない。
・みんなが指示待ち状態で自分の頭で考えない。考えられない。
・上司のご機嫌取りが最優先の仕事になっている。
・評価基準があいまいでフィードバック面接もなく、上司に説明を求めても「オレ知らね」の一点張り。
・失敗した時に責任を負わされない様、言い訳を考えながら仕事をしている。
・「挑戦」や「変化」が社訓になっているが、誰もマトモに受け止めていない。
・陰で人の悪口や愚痴を言い合うことが唯一の楽しみになっている。
・隣に座っているのにメールでしかやり取りしない。
・雑談がなく雰囲気が暗い。
・同じチームでも協力し合う姿勢がなく、バラバラである。
・他部署とのコミュニケーションが貧弱。
・管理職は進捗管理をして文句を言うだけが仕事になっている。
・部下に責任を押し付けるが、上司は自分の責任を認めず被害者ヅラしかしない。
・部長以上にしか決裁権がないので、意思決定や行動が遅れがち。
・でも、スケジュールは非現実的なタイトさを要求する。
・みんな「真面目に」やってるが仕事の質が悪くて手戻りが多く、リスケジュールは日常茶飯事。
・社外のお客さんの要望や意見よりも、社内の自分の評判の方が100倍も大切。
・長期間売り上げが低迷しているのに、問題意識や切実感に乏しい。
・利益を伸ばすために、従業員に払う給与を抑制し、非正規雇用を増やしている。
・その他いろいろ・・・

大企業病が発生する原因:

大企業病のイメージが掴めたでしょうか?
大企業病とは組織が硬直化し、感情や人間味が失われ、明るい将来像をイメージできない状態のことをいいます。
どうして大企業病なんて症状が発生するのでしょうか?
「わが社は大企業病にかかっていないか?」なんて口にする経営トップ自身が、大企業病の原因そのものだったりします。
これは冗談ではなく事実です。
経営トップを「天皇化」し、上意下達が徹底され過ぎた結果起こるのが大企業病です。
「天皇」の下には「ミニ天皇」がたくさん配置され、その下の従業員を支配する構造。
天皇以外の社員は全員思考停止し、奴隷サラリーマンとして使い勝手のいい存在になることが要求されます。
何か意見を言う時は、上長の意向を忖度し、100%同意できる内容以外は許されません。
インパール作戦に代表されるように、自滅への道を辿った旧日本軍を彷彿とさせますね。
こんな組織がどうして長年生きながらえることが出来るのか?
理由としては、大企業は、政府の各種優遇策の恩恵を受けられるのが大きいですね。
公共事業の配分や、海外にバラまいた援助のおこぼれ。
さらに各種税金の優遇策により、兆単位の利益を上げているのにほとんど法人税を払っていない企業もあるほどです。
これら優遇策の財源は消費税の増税で賄われていますが、景気減速という副作用が大きく、もう限界に来ています。
今後は、消費税率を下げて法人税を上げる議論が活発になるでしょう。
従って、優遇策をずっと当てにすることは出来ません。
現状の優遇策すら活用できず、環境に適応できず、市場から淘汰されている大企業も最近は増えていますね。

自分の能力が生かされないという当然の帰結:

大企業病という暗い情念が渦巻いている組織では、人間が持つ能力や意欲が生かされません。
逆に、ヤル気を無くし、仕事の効率を著しく低下させる結果をもたらします。
こんなこと、心理学の知識を持ち出さなくても誰にでも理解できることですよね。
「天皇」の存在を持ち出し、「天皇」を言い訳にして服従を強制する組織は一見「コーポレートガバナンス」がしっかりしているように見えます。
しかし、実は基本的なコミュニケーションを面倒くさがっている手抜き組織であることが多いのです。
社員各人の能力・知識・経験は、コミュニケーション無くして生かされることはありません。
お客のニーズを満たす良い商品やサービスは、上と下の率直なやり取りや部門間の連携が命です。
別に気が合う必要はありません。
コミュニケーション、つまり、双方向のやりとりを諦めずに続けられることが重要なのです。
アナタが今いる組織では、必要なコミュニケーションが率直になされていますか?
みんな議論をあきらめて、不完全燃焼状態のまま惰性で時間が過ぎたりしていませんか?

今後どうすればいいか?

サラリーマンにとって、不完全燃焼ほどツラいものはありません。
「自分の能力が発揮できないどころか殺されている」と感じつつ出社しなければならないのは地獄です。
そんな時はどうすればいいでしょうか?
会社を辞めて自分で起業して自立するのも手ですが、サラリーマンとは全く異なるメンタリティやノウハウが必要ですから、成功する人は少数派です。
現実的なのは、よりアナタの能力が生かされる組織に移ることではないでしょうか?
いまの会社で社内転職して、それで問題解決するならOKだと思います。
しかし、会社自体に希望を見いだせないなら、社外の別組織に転職するは有効な選択肢となります。
幸い、転職斡旋会社を利用するのに料金はかかりません。
いまはネットで気軽にカウンセリングを予約し、直接相談に乗ってもらえます。
自分の今の立場・状況を率直に話し、改善するための方法を具体的に提案してもらいましょう。
ネット上の口コミでは把握できない会社組織の本質的な部分、雰囲気なども含めて把握していますから、心強い味方です。
自分の能力を棚卸し、有効にアピールするための職務経歴書の書き方をアドバイスしてもらえます。
さらには、面接に成功するためのノウハウ、今の会社を円満に辞めるためのアドバイスも受けられます。

まとめ:

転職を成功させる人は多いですが、最終的に転職をしないという選択肢もあります。
元の職場に居続けるにしても、転職活動をすることで新しい情報が得られ、広い視野で気持ちに余裕をもって考えることが出来るようになります。
ネットの情報だけに頼って判断が付かない人、くすぶって不完全燃焼している人は、是非とも行動することをオススメします。
詳しくは、下記リンク先を参考にしてください。
20代に特化した就職・転職サービス【第二新卒エージェントneo】

以上

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